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干し芋は乳児に与えられる?赤ちゃんにおすすめな理由や与え方を解説

「干し芋は乳児に与えていい食べ物?」
「どうやって与えればいい?」

今まさに子育てを行なっている方、またこれから出産を控えている方で、自分が普段から食べている干し芋をお子さんにも食べさせたいという方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、干し芋は乳児に食べさせてもいいのかということについて解説していきます。

赤ちゃんにおすすめの干し芋の食べ方や注意点なども解説しているので、ぜひ参考にしてください。

フリー料理家兼調理学生
ゆるっとさわごはん🪴さん

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目次

赤ちゃんは干し芋を食べられる?

赤ちゃんは干し芋を食べることができます。

干し芋は栄養価が高く、赤ちゃんの成長に必要な栄養素を含んでいるため、乳児に与えることができる食品の一つです。

干し芋には食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれており、赤ちゃんの健康的な発育をサポートすることができます。

ただし、赤ちゃんに干し芋を与える際には、年齢や発達段階に応じた適切な方法で食べさせることが重要です。

与え方や時期、注意点については個々の赤ちゃんの成長に合わせて考慮する必要があります。

赤ちゃんはいつから干し芋を食べてもいい?

赤ちゃんに干し芋を与える時期は、赤ちゃんの成長段階や個々の発達状況によって異なります。

一般的には、離乳食後期から徐々に与え始め、離乳食完了期以降におやつとして楽しむことができます。

ただし、個々の赤ちゃんの発育状況や食べる力の発達に合わせて判断することが大切です。

離乳食として離乳食後期から

離乳食後期(生後9~11ヶ月頃)から、干し芋を離乳食の一部として与え始めることができます。

この時期の赤ちゃんは、徐々に固形物を食べる力が発達してきますが、まだ十分に咀嚼する力が備わっていないため、与え方に注意が必要です。

離乳食として与える場合は、以下のような方法がおすすめです。

離乳食として与える方法
  1. 水やお湯で戻して柔らかくする
  2. すりおろしてペースト状にする
  3. 細かく刻んで他の離乳食と混ぜる

これらの方法で、赤ちゃんが安全に食べられるよう工夫しましょう。

最初は少量から始め、赤ちゃんの様子を見ながら徐々に量を増やしていきます。

おやつとして離乳食完了期から

離乳食完了期(生後12ヶ月以降)になると、干し芋をおやつとして与えることができます。

この時期になると、赤ちゃんの咀嚼能力や消化機能がさらに発達し、より固形に近い食べ物を楽しめるようになります。

おやつとして与える際は、以下の点に注意しましょう。

おやつとして与える方法
  1. 適切なサイズに切り分ける
    喉に詰まる危険を避けるため、小さめに切り分けます。
  2. 柔らかさを確認する
    赤ちゃんの歯の状態に合わせて、必要であれば少し水で戻すなどして柔らかくします。
  3. 量を控えめにする
    干し芋は甘みが強く、カロリーも高いため、与える量は控えめにします。

また、初めて与える際は少量から始め、アレルギー反応がないか慎重に観察することが大切です。

赤ちゃんの様子を見ながら、徐々に量や頻度を調整していきましょう。

赤ちゃんに干し芋がおすすめな理由

干し芋は、赤ちゃんの成長段階に合わせて与えることで、様々な利点をもたらす食品です。

栄養面だけでなく、赤ちゃんの発達を促す効果もあります。

ここでは、赤ちゃんに干し芋がおすすめな理由を4つ紹介します。

赤ちゃんに干し芋がおすすめな理由
  • 栄養価が高い
  • 顎の発達を促進する
  • 手づかみ食べの練習になる
  • 添加物が少ない

理由①栄養価が高い

干し芋は、生のさつまいもよりも栄養が凝縮されており、赤ちゃんの成長に必要な栄養素を効率的に摂取することができます。

豊富な食物繊維
干し芋には食物繊維が豊富に含まれており、赤ちゃんの腸内環境を整え、便秘の予防に役立ちます。また、腸内細菌のバランスを整えることで、免疫力の向上にも貢献。

ビタミンとミネラル
ビタミンCやビタミンE、カリウム、マグネシウムなどの栄養素が豊富です。これらは赤ちゃんの健康的な成長と発達をサポートし、免疫システムの強化にも役立ちます。

天然の甘み
敏感な赤ちゃんの味覚にも優しい食材です。人工的な甘味料を使用せずに、自然な甘さを楽しむことができます。

理由②顎の発達を促進する

干し芋を適切なサイズに切って与えることで、赤ちゃんの顎の発達を促進することができます。

顎の発達に伴って期待できること
  • 咀嚼力の向上
  • 口腔機能の発達
  • 歯の発達サポート

干し芋は適度な硬さがあるため、赤ちゃんが噛む練習をするのに適しています。

そのため、咀嚼力が向上し、将来的な食事の幅を広げることにつながります。

また、噛む動作を通じて、舌や口腔周囲の筋肉が鍛えられるでしょう。

これは言語発達にも良い影響を与え、発話能力の向上にも役立つ可能性があります。

そして、適度に硬い食感は生え始めた歯を刺激し、健康的な歯の発達を促しますが、歯の生え具合に応じて硬さを調整することが重要です。

理由③手づかみ食べの練習になる

干し芋は、赤ちゃんが手づかみ食べを練習するのに適した食品です。

適切なサイズに切った干し芋は、赤ちゃんの小さな手でも掴みやすい形状です。

また、自分で掴んで食べる経験は、赤ちゃんの自立心を育てます。

干し芋を自分で持って食べることで、食事に対する積極性も養われるでしょう。

理由④添加物が少ない

多くの干し芋は、添加物をほとんど使用せずに製造されています。

これは赤ちゃんの健康にとって大きなメリットとなります。

干し芋は基本的にさつまいもを乾燥させただけの自然な食品で、人工的な添加物や保存料を含まないため、赤ちゃんの体に優しい食品といえます。

また、添加物が少ないことで、食品アレルギーのリスクも低減されます。

特に、アレルギー体質の赤ちゃんや、まだ多くの食品を試していない時期の赤ちゃんにとっては重要なポイントです。

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赤ちゃんにおすすめの干し芋の食べ方

干し芋は栄養価が高く、赤ちゃんの成長に良い食品ですが、与え方には注意が必要です。

ここでは、赤ちゃんに干し芋を与える際のおすすめの食べ方を3つ紹介します。

赤ちゃんにおすすめの干し芋の食べ方
  • 小さく切って食べる
  • 水分を多めで柔らかくして食べる
  • 様子を見ながらそのまま食べる

小さく切って食べる

干し芋を5mm角程度の小さな立方体に切って食べるこの方法は、特に離乳食後期(生後9~11ヶ月頃)の赤ちゃんに適しています。

このサイズなら、赤ちゃんが誤って喉に詰まらせる危険性を減らすことができます。

また、小さく切った干し芋は、赤ちゃんが自分で掴んで食べる練習にも最適です。

そして、小さく切ることで、与える量を細かく調整しやすくなります。

最初は2~3個程度から始め、赤ちゃんの様子を見ながら徐々に増やしていきましょう。

水分を多めで柔らかくして食べる

干し芋を小さく切り、水やお湯に浸して柔らかくするこの方法は、まだ固形物を十分に咀嚼できない赤ちゃんや、離乳食中期(生後7~8ヶ月頃)の赤ちゃんに適しています。

赤ちゃんの咀嚼能力に合わせて、戻す時間を調整しましょう。

より小さな赤ちゃんの場合は、戻した干し芋をフォークなどでつぶしてペースト状にします。

そうすることで、赤ちゃんが安全に食べやすくなります。

さらに、柔らかくした干し芋を、他の離乳食(おかゆや野菜ペースト)と混ぜることで、栄養バランスの良い食事になります。

様子を見ながらそのまま食べる

干し芋を赤ちゃんが握りやすい大きさに切るこの方法は、離乳食完了期(生後12ヶ月以降)の赤ちゃんに適しています。

ただし、赤ちゃんの咀嚼能力や歯の生え具合を十分に確認してから試してください。

そのまま食べる場合は、必ず大人が側にいて見守ることが重要です。

喉に詰まらせないよう、赤ちゃんの食べ方をよく観察しましょう。

初めてそのまま食べさせる場合は、少量から始めます。

赤ちゃんの反応を見ながら、徐々に量を増やしていきましょう。

赤ちゃんに干し芋を与える時の注意点

干し芋は栄養価が高く、赤ちゃんの成長に良い食品ですが、与える際にはいくつかの注意点があります。

赤ちゃんの健康と安全を守るため、以下の点に気をつけましょう。

赤ちゃんに干し芋を与える時の注意点
  • 適切な時期を選ぶ
  • 量を調整する
  • 安全に配慮する
  • アレルギーに注意する

適切な時期を選ぶ

赤ちゃんに干し芋を与える時期は、個々の発達状況に合わせて慎重に判断する必要があります。

一般的には、離乳食後期(生後9~11ヶ月頃)から少しずつ始めるのが適切です。

ただし、赤ちゃんの咀嚼能力や消化機能の発達状況によって、開始時期は異なる場合があります。

赤ちゃんが他の固形食品を問題なく食べられるようになってから、干し芋を与えるのが安全です。

特に、舌で押しつぶす能力や、飲み込む力が十分に発達しているかを確認しましょう。

干し芋をあげられるか迷う場合は、小児科医や栄養士に相談することをおすすめします。

量を調整する

干し芋は栄養価が高く、カロリーも比較的高いため、与える量には注意が必要です。

最初は小さな一片(5mm角程度)から始め、赤ちゃんの反応を見ながら徐々に量を増やしていきます。

離乳食の一部として与える場合、干し芋の量は全体の食事量の10~20%程度に抑えるのが良いでしょう。

おやつとして与える場合は、1回に与える量を赤ちゃんの握りこぶし半分程度に抑えます。

過剰摂取による栄養バランスの崩れを防ぐためです。

安全に配慮する

干し芋を与える際は、窒息のリスクを最小限に抑えるための安全対策が重要です。

赤ちゃんの月齢や咀嚼能力に合わせて、適切なサイズに切りましょう。

特に初期は小さく切ることが大切です。

また、必要に応じて水やお湯で戻し、赤ちゃんが食べやすい柔らかさに調整します。

干し芋を与える際は、必ず大人が側にいて見守ることが重要です。

アレルギーに注意する

干し芋はアレルギー反応を引き起こす可能性が比較的低い食品ですが、初めて与える際は注意が必要です。

最初は極少量から始め、アレルギー反応がないか慎重に観察します。

与えた後、皮膚の発疹、かゆみ、消化器症状(嘔吐、下痢など)、呼吸困難などの症状がないか注意深く観察しましょう。

アレルギー反応がない場合でも、急に大量に与えるのではなく、徐々に量を増やしていくことが大切です。

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赤ちゃんと干し芋についてよくある質問

以下に、赤ちゃんと干し芋についてよくある質問とその回答をまとめました。

干し芋は何歳から食べられますか?

一般的には、離乳食後期(生後9~11ヶ月頃)から与え始めることができます。

ただし、赤ちゃんの発達状況に応じて判断することが重要です。

固形物を安全に食べられるようになってからあげるようにしましょう。

干し芋を与える正しい1回の量は?

最初は5mm角程度の小さな一片から始め、赤ちゃんの反応を見ながら徐々に増やしていきます。

おやつとして与える場合は、赤ちゃんの握りこぶし半分程度を目安にしてください。

赤ちゃんの干し芋を選ぶ際のポイントは?

無添加で、砂糖や保存料が使われていないものを選びましょう。

また、柔らかめの干し芋がおすすめです。

干し芋のアレルギーに注意すべきですか?

干し芋は比較的アレルギーの少ない食品ですが、初めて与える際は注意が必要です。

最初は少量から始め、アレルギー反応がないか慎重に観察してください。

干し芋を与える頻度は?

赤ちゃんの年齢や食事の状況によって異なりますが、週に2~3回程度が適切です。

ただし、他の食事とのバランスを考慮し、過剰摂取にならないよう注意しましょう。

干し芋は水でふやかした方がいいですか?

赤ちゃんの月齢や咀嚼能力によって判断しましょう。

離乳食初期や中期の赤ちゃんには、水やお湯でふやかして柔らかくするのが安全です。

離乳食後期以降で、固形物を問題なく食べられる場合は、そのまま与えても構いません。

干し芋で食卓と人生を豊かに

干し芋は茨城県の代表的な特産品ですが、照沼では約50ヘクタールの自社農園で主に紅はるかを生産し、自社工場にて干し芋の加工から販売までを自社管理のもと行っています。

また、食の安心安全や環境への配慮のため取組んでいる「農薬・化学肥料を使わない干し芋生産」の規模としては国内トップクラスです。

最近の干し芋需要の高まりを受けて、照沼の干し芋も各種メディアや著名人に取り上げていただき、日本最大級のさつまいも品評会である日本さつまいもサミットにて「さつまいも・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。

干し芋は家族・友人や大切な方へのギフト商品として、また日常食として定期購入される方もたくさんいらっしゃいますので、ぜひ照沼の干し芋・さつまいも商品をお試しください。

品質にこだわった照沼の干し芋で、食卓と人生を豊かにするお手伝いができれば幸いです。

干し芋を与える時はよく様子を見ておくことが重要

この記事では、干し芋は乳児(赤ちゃん)にあげられるのかということについて解説してきました。

干し芋には赤ちゃんに嬉しい栄養素が豊富に含まれており、メリットに期待できる食品です。

そのため、与え方に注意しながら適度に取り入れることがおすすめです。

しかし、アレルギーや好き嫌いもあるので、初めは観察しながら慎重に与えるようにしましょう。

照沼編集部

照沼編集部のアバター 照沼編集部 干し芋生産者

茨城県で有機干し芋を生産/販売しているブランド「照沼(てるぬま)」の編集部です。現地生産者だからこそ紹介できる干し芋の基礎知識、美味しい干し芋の食べ方や選び方など、初めての方にもわかりやすく発信してまいります。

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