「干し芋の保存方法は?」
「干し芋は何日保存できる?」
作りすぎたり、余った干し芋を保存したいと考えている方も多くいるのではないでしょうか。
この記事では、干し芋の保存方法について解説していきます。
その他にも、保存期間やポイント、手順も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
この記事を最後まで読むことで、干し芋の保存方法について詳しくなります。
この記事の監修者
とり肉料理研究家
やぁ┋とり肉ダイエットめしさん
Instagramフォロワー6.8万人超の「飽きない!とり肉アレンジレシピ」考案者。双子ママのとり肉料理研究家として、美味しく健康的なダイエットをサポート。旦那の食事改善で7ヶ月20kg減量を実現。食品衛生責任者の資格を持ち、安全で栄養バランスの取れた簡単レシピを提案中。
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干し芋はどれだけ日持ちする?保存期間の目安
干し芋を美味しく、栄養価を保ったまま食べるには、適切な保存方法を選ぶことが重要です。
保存状態が良くないと、風味が損なわれたり、腐敗してしまうこともあります。
保存方法 | 保存期間 |
---|---|
常温保存 | 1〜2日 |
冷蔵保存 | 2〜3日 |
冷凍保存 | 半年程度 |
一般的に、常温では1日から2日、冷蔵庫では2日から3日、冷凍庫では半年程度が保存の目安とされています。
干し芋を食べる予定や量に合わせて保存方法を選択し、美味しいベストな状態で食べられるようにしましょう。
開封後に常温で保存する方法
干し芋は、開封後も適切な方法で保存すれば、美味しく食べることができます。
しかし、常温保存の場合は、保存期間が短く、季節によっては傷みやすいため、注意が必要です。
ここでは、開封後の干し芋を常温で保存する方法と、その保存期間について説明します。
開封後に常温で保存する方法
開封後の干し芋は、常温で1日から2日ほど保存が可能です。
しかし、季節によっては傷みやすいため、おすすめできません。
特に、夏場の高温多湿な環境ではカビの発生や腐敗のリスクが高まるので、どうしても常温保存が必要な場合は、なるべく早く食べるようにしましょう。
また、手作りの干し芋の場合は、日中、日当たりと風通しの良い場所で3日から4日干した後、冷蔵庫での保存がおすすめです。
ポイント
- 暗くて涼しい場所に保存する
- 密閉容器に入れて湿気に触れさせないようにする
それでも常温で干し芋を保管する場合は、暗くて涼しい場所に保管するようにしましょう。
温度が高くなると、干し芋は傷みやすくなるからです。
そのため、直射日光が当たる場所や、高い温度を持った場所の近くは避けて、できるだけ涼しい場所を選んで保管することが大切です。
また、干し芋は湿気に弱いので保管する際はしっかりと密閉容器に入れ、湿気に触れさせないようにすることも重要です。
湿気は、カビを発生させるため、密閉容器を使用し乾燥剤を入れるのもおすすめの方法です。
常温保存をする際は、干し芋の状態をこまめにチェックし、傷みや異臭がないかを確認しましょう。
開封後に冷蔵庫で保存する方法
干し芋を開封した後は、常温で保存するよりも冷蔵庫で保存する方が、品質や味を維持しやすくなります。
特に夏場は室温が高くなりがちなので、冷蔵庫での保存がおすすめです。
ここでは、開封後の干し芋を冷蔵庫で保存する方法について、保存期間や手順、ポイントを詳しく説明します。
保存期間
冷蔵庫で保存する場合、干し芋は2日から3日ほど保存が可能です。
夏場は室温が高くなることが多いため、冷蔵庫での保管をおすすめします。
ただし、手作りの干し芋の場合は、1日から2日を目安に食べきるようにしましょう。
冷蔵庫なら、数日の間、干し芋を保存することができます。
手順
干し芋を袋から1つずつ出し、ラップで包みます。
ラップした干し芋をジッパーに入れましょう。
ジッパー袋の空気を抜き、冷蔵庫に入れれば完了です。
ポイント
- 1枚ずつラップに包む
- 野菜室など湿度の高い場所で保存する
冷蔵庫で干し芋を保存する際は、1枚ずつラップで包むのが理想的です。
ラップで包むのが難しい場合は、密閉性の高いチャック付きの袋に入れるだけでも問題ありません。
ただし、袋に入れる際は、しっかりと空気を抜くことが重要です。
袋の中に隙間があったり、空気が残っていたりすると、干し芋の水分が抜けて固くなってしまう可能性があります。
空気を抜くには、袋の端を少し開けた状態で、ストローなどを使って吸い出すと簡単に行うことができます。
吸い出す際に空気を入れないように注意が必要。
また、冷蔵庫内の乾燥を防ぐために、野菜室など湿度の高い場所で保存するのもおすすめです。
乾燥しすぎると、干し芋が硬くなってしまうので注意しましょう。
開封後に冷凍庫で保存する方法
干し芋を長期間保存したい場合は、冷凍庫での保存が最適です。
冷凍庫なら常温や冷蔵庫での保存よりも長い期間、干し芋の品質を維持することができます。
ここでは、開封後の干し芋を冷凍庫で保存する方法について、保存期間や手順、ポイントを詳しく説明します。
保存期間
冷凍庫で保存する場合、干し芋は約半年ほど保存が可能です。
長期保存が必要な場合は、迷わず冷凍庫を活用しましょう。
冷凍庫の保存は、常温や冷蔵庫での保存と比べて保存期間が長いことが大きなメリットです。
すぐに食べたい分だけ冷蔵庫で保存し、残りは冷凍庫で保存するなど冷蔵と冷凍の両方を上手に活用するのもおすすめです。
したがって、干し芋を長期間保存するには冷凍庫が最も適しています。
手順
干し芋を1つずつ袋から出し、ラップで包むみます。
ラップで包んだ干し芋をジッパー袋に入れる
冷蔵保存の際と同様のようにジッパー袋の空気を抜き、冷凍庫に入れれば完了です。
ポイント
空気に触れないようラップで包む
冷凍庫で干し芋を保存する際も、冷蔵庫での保存と同様に、空気に触れないようにラップで包むのがおすすめです。
干し芋を重ならないように並べ、なるべく空気に触れないように包装することが大切です。
ただし、冷凍庫での長期保存は、干し芋の水分が抜けてしまい、冷凍焼けと呼ばれる現象を引き起こす場合があります。
冷凍焼けが起こると、干し芋が乾燥して硬くなり、風味が損なわれてしまいます。
これを防ぐには、半年程度を目安に食べきることが重要です。
干し芋の保存状態の確認方法
干し芋は正しい方法で保存することで、美味しさを長く楽しむことができます。
しかし、保存状態が悪いと品質が劣化し、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
ここでは、保存している干し芋の状態を確認する方法について、見た目や味の観点から詳しく説明します。
- 見た目と臭いのチェック
- 触感と味のチェック
見た目と臭いのチェック
保存している干し芋の状態を確認するには、まず見た目をチェックすることが大切です。
干し芋が変色していないか、カビが生えていないかを定期的に確認しましょう。
変色は干し芋の劣化のサインであり、特に黒ずみや緑色、赤色の斑点が見られる場合は、カビが発生している可能性が高いです。
ただし、白い粉が見える場合は、糖分が結晶化したものであることが多く、必ずしもカビとは限りません。
カビが生えてる可能性が少しでもある場合は、安全のために干し芋を廃棄するようにしましょう。
また、干し芋の臭いを嗅ぐことも重要です。
通常の甘い香り以外に、ツンとくる臭いやアンモニア臭がする場合は、カビが発生している可能性が高いです。
このような臭いがする干し芋も、食べずにすぐに廃棄しましょう。
触感と味のチェック
保存している干し芋の状態を確認するには、触感と味のチェックも必要です。
干し芋を手で触ってみて、べたつきや硬さの変化を確認しましょう。
べたつきがある場合は湿度が高すぎる可能性があり、カビが発生しやすい状態な一方、干し芋が硬くなりすぎている場合は、乾燥しすぎていることが考えられます。
また、干し芋の味を確かめることも重要です。
通常の甘さが失われていたり、酸味や苦味が感じられる場合は、劣化している可能性があります。
※味の異常は、見た目や臭いに変化がなくても起こることがあるため、注意が必要です。
味が変わった食品を食べると、健康に悪影響を及ぼすことがあるので、感触と味を確認することも大切です。
干し芋の解凍方法
冷凍庫で保存した干し芋を美味しく食べるには、適切な解凍方法を知ることが大切です。
急激な解凍は干し芋の食感を損ねる可能性があるため、注意が必要です。
ここでは、おすすめの解凍方法として、自然解凍、半解凍、電子レンジでの解凍について詳しく説明します。
- 自然解凍
- 半解凍
- 電子レンジで解凍
自然解凍がおすすめ!
干し芋を解凍する際は、急激な温度変化を避けることが重要です。
急に解凍すると、干し芋が固くなってしまうことがあります。
そのため、解凍する際は、冷蔵庫で10〜12時間程度かけてゆっくりと解凍するのがおすすめです。
冷蔵庫内の温度は、常温よりも低いため、干し芋の食感を保ちながら解凍することができます。
自然解凍は時間がかかりますが、干し芋の品質を維持する上で最も効果的な方法です。
急がず、ゆっくり自然解凍することで、美味しい干し芋を楽しむことができます。
半解凍
冷凍庫から取り出した干し芋を、そのまま30分程度常温に置いておくと、半解凍の状態になります。
半解凍の干し芋は、アイスクリームのような食感が楽しめる絶品のデザートです。
外側がやわらかく、内側がシャリシャリとした食感が魅力的です。
特に夏場は、冷たくて甘い半解凍の干し芋が、暑さを吹き飛ばしてくれること間違いありません。
さらに、半解凍の干し芋はそのままでも十分に美味しいですが、ヨーグルトやアイスクリームと組み合わせるのもおすすめです。
電子レンジで解凍
電子レンジを使えば、冷凍した干し芋を短時間で解凍することができます。
解凍ボタンを使って、100W〜200Wの弱加熱で加熱すると、上手に解凍できます。
ただし、電子レンジで解凍する際は、加熱しすぎないように注意が必要です。
加熱しすぎると干し芋が固くなったり乾燥したりすることがあるので、様子を見ながら少しずつ加熱するのがポイントです。
また、冷めてしまうと食感が損なわれることがあるので、電子レンジで解凍した干し芋は温かいうちに食べるのがおすすめです。
干し芋が余っているならアレンジして楽しもう
干し芋は、そのままでも十分に美味しく、食べ応えのあるおやつです。
しかし、アレンジすることで、いつもと違った味わいを楽しむことができます。
干し芋のアレンジレシピは、おかずからスイーツ、おつまみまで幅広くあり、様々な料理に活用できます。
- クッキー
- ケーキ
- 和菓子
などアレンジには、甘くておいしいスイーツがたくさんあります。
また、干し芋を料理に取り入れることで、食事が健康的なメニューになります。
さらに、干し芋はおつまみとしても人気があり、ビールやお酒との相性抜群です。
干し芋の保存に関するよくある質問
干し芋の保存方法は、美味しさを保つ上で重要なポイントです。
干し芋の保存に関して、よくある質問の回答について見ていきましょう。
干し芋を手作りした場合の、賞味期限(保存期間)は?
手作りの干し芋の賞味期限は、保存方法によって異なります。
常温で保存する場合は1日程度、冷蔵庫で保存する場合は3日程度が目安です。
ただし、できるだけ早めに食べきることをおすすめします。
干し芋は夏場どのような保存方法が最適ですか?
夏場は高温多湿になりやすいため、干し芋は冷蔵庫で保存するのが最適です。
常温で保存すると、カビが生えたり、虫が発生したりするリスクが高くなります。
干し芋を冷凍保存した場合、どれくらい日持ちしますか?
干し芋を冷凍保存すると、約6ヶ月程度は品質を保つことができます。
ただし、冷凍焼けを防ぐために、しっかりと密封して保存することが大切です。
また、解凍する際は、冷蔵庫内で自然解凍するのがおすすめです。
干し芋で食卓と人生を豊かに
干し芋は茨城県の代表的な特産品ですが、照沼では約50ヘクタールの自社農園で主に紅はるかを生産し、自社工場にて干し芋の加工から販売までを自社管理のもと行っています。
また、食の安心安全や環境への配慮のため取組んでいる「農薬・化学肥料を使わない干し芋生産」の規模としては国内トップクラスです。
最近の干し芋需要の高まりを受けて、照沼の干し芋も各種メディアや著名人に取り上げていただき、日本最大級のさつまいも品評会である日本さつまいもサミットにて「さつまいも・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。
干し芋は家族・友人や大切な方へのギフト商品として、また日常食として定期購入される方もたくさんいらっしゃいますので、ぜひ照沼の干し芋・さつまいも商品をお試しください。
品質にこだわった照沼の干し芋で、食卓と人生を豊かにするお手伝いができれば幸いです。
【まとめ】保存期間によって適切な保存方法は異なる
この記事では「干し芋の保存方法」について紹介してきました。
干し芋を適切な方法で保存することで、美味しさをそのままに長期間保存することができます。
そのため、量や食べる予定を考慮して保存方法を決めましょう。
そうすることで、干し芋を好きなタイミングで食べることができます。