「干し芋を食べると太る?」
「なぜ太るって言われるの?」
干し芋を使ったダイエットをお考えの方の中に、「干し芋は太る」ということを聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
実際、干し芋を食べると太るというような事実はありません。
そこでこの記事では、なぜ太ると言われるのかについて解説していきます。
この記事の監修者
オーガニック料理ソムリエ・食品添加物エキスパート
しおり|麹で一汁一菜|麹 . 無添加さん
Instagramで「肩の力抜いて、からだ・こころ整える」気負わず作れる麹レシピを紹介。フォロワーは1.2万人を超える。過度なダイエットや自然派思考で心身のバランスを崩した経験から、体の声を聞いた無添加・発酵生活を実践中。作って食べて自分を大切にするライフスタイルを提案し、美肌、アレルギー改善、心の安定をサポートしている。
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干し芋は太るって本当?
干し芋は、甘くて美味しいおやつとして人気がありますが、カロリーが気になる方もいるでしょう。
確かに、水分が抜けて栄養が凝縮されているため、焼き芋やふかし芋よりもカロリーは高くなります。
しかし、干し芋には食物繊維が豊富に含まれているため、適度な量を食べれば腹持ちが良く、むしろ食べ過ぎを防ぐ効果が期待できる食品です。
また、干し芋に含まれる糖質は急激な血糖値の上昇を引き起こしにくい※という特徴もあります。
(参考:福岡天神内視鏡クリニック)
自分の生活スタイルや運動量に合わせて適量を守って、おいしく賢く干し芋を楽しんでみてはいかがでしょうか。
なぜ干し芋は太ると言われる?理由を解説
干し芋は適量を守れば腹持ちが良く、食べ過ぎを防ぐ効果が期待できる食品だとわかりましたが、なぜ太るというイメージがあるのでしょうか。
ここでは、その理由について解説していきます。
- さつまいもが炭水化物を多く含むから
- 砂糖が多く使われていると思っているから
- 干し芋はおやつなどに多く食べられているから
理由①さつまいもが炭水化物を多く含むから
干し芋が太ると言われる理由の1つ目は、原料のさつまいもが炭水化物を多く含んでいるからです。
炭水化物は、体内でエネルギーに変換されやすく、過剰摂取すると体脂肪として蓄積される可能性があります。
さらに、干し芋は水分が抜けることで、同じ重量の焼き芋やふかし芋よりもカロリーが高くなります。
例えば、100gの焼き芋が151kcalなのに対し、同量の干し芋は約300kcalです。
(参考:カロリーSlism)
理由②砂糖が多く使われていると思っているから
干し芋が太ると言われる理由の2つ目は、砂糖が多く使われていると思っているからです。
干し芋は甘いので、多くの人が砂糖が添加されていると誤解しています。
この誤解が、干し芋は太るという認識につながっています。
実際には、良い原料(さつまいも)を使い、素材の味を活かした無添加の干し芋には砂糖は一切使用されていません。
干し芋の甘さは、さつまいもに含まれる自然の糖分が乾燥過程で凝縮されることによるもので、乾燥中にさつまいも内のデンプンが糖化されることで甘くなります。
また、さつまいもに含まれる食物繊維やビタミン、ミネラルなどの栄養素も一緒に摂取できるため、単なる砂糖菓子とは栄養価が大きく異なります。
理由③干し芋はおやつなどに多く食べられているから
干し芋が太ると言われる理由の3つ目は、おやつとして気軽に食べられることが多いからです。
干し芋は手軽で美味しいため、ついつい食べ過ぎてしまうことがあります。
一回の摂取量が多くなりがちなことや、食事と食事の間に追加で摂取されることが、カロリーオーバーにつながる可能性があります。
特に、干し芋は焼き芋やふかし芋よりも小さく、カロリーが凝縮されているため、同じ満足感を得るために多く食べてしまいがちです。
しかし、適量を守れば、干し芋は実際には健康的なおやつです。
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干し芋は本当に太らないのか
干し芋は太るという誤解が広まっていますが、実際にはバランスの取れた食生活の一部として適切に摂取すれば、健康的な食品です。
ただし、カロリーや糖質、栄養素について正しく理解することが重要です。
ここでは、そのカロリーや糖質などについて見ていきましょう。
- 干し芋のカロリー
- 干し芋の糖質
- 干し芋の栄養素
干し芋のカロリー
食品 | 100グラムあたりのカロリー |
---|---|
干し芋 | 約270〜330kcal |
生のさつまいも | 約130kcal |
一般的に、干し芋100グラムあたりのカロリーは約270〜330kcalです。
これに対し、生のさつまいも100グラムは約130kcalですが、カロリーが高いからといって必ずしも太るということではありません。
干し芋のカロリーは、生のさつまいもと比較すると確かに高くなります。
これは、水分が抜けることで栄養が凝縮されるためです。
干し芋の糖質
食品 | 100グラムあたりの糖質含有量 |
---|---|
干し芋 | 約66グラム |
焼き芋 | 約35.5グラム |
干し芋の糖質含有量は、100グラムあたり約66グラムです。
これは、焼き芋の約2倍の量です。
しかし、この糖質のほとんどが複合糖質であり、単純糖質(砂糖など)とは異なる特性を持っています。
複合糖質は体内でゆっくりと消化・吸収されるため、血糖値の急激な上昇を引き起こしにくいという特徴があるのです。
また、干し芋に含まれる食物繊維が糖質の吸収を緩やかにする効果もあります。
さらに、干し芋の製造過程で起こるデンプンの糖化によりマルトースなどのオリゴ糖が生成され、それが腸内細菌の餌となり腸内環境を整える効果があります。
このように、干し芋はただ糖質が高いだけではないのです。
干し芋の栄養素
干し芋は、単にカロリーや糖質が高いだけでなく、様々な栄養素を含む栄養価の高い食品です。
干し芋に含まれる主な栄養素は以下の通りです。
- 食物繊維
腸内環境を整え、便秘予防や血糖値の急上昇を抑制します。 - ビタミンC
抗酸化作用があり、免疫力の向上や美肌効果が期待できます。 - βカロテン
体内でビタミンAに変換され、目や皮膚の健康維持に役立ちます。 - カリウム
血圧調整や筋肉の機能維持に重要な役割を果たします。 - マグネシウム
骨の形成やエネルギー代謝に関与します。
このような栄養素は、乾燥過程で濃縮されるため、生のさつまいもよりも効率的に摂取することができます。
食物繊維が豊富に含まれているため、これが腹持ちの良さや満腹感につながりダイエット効果に期待できます。
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干し芋は高カロリーだがダイエットに適した食品
干し芋は高カロリーな食品ですが、適切に摂取すればダイエットの強い味方になります。
摂取量の1日の目安は、50〜100グラム程度です。
干し芋は、小分けパックで販売されていることが多く、1回の摂取量を管理しやすいため、パッケージに記載された量を参考に、自分に合った適量を見つけ、ダイエットに賢く取り入れることができます。
また、ゆっくり噛んで食べることで満腹感を得やすいので、他の高カロリーなスナックの摂取を抑える効果も期待できます。
太るか痩せるかはここで決まる!干し芋の太る食べ方
干し芋は健康的な食品ですが、食べ方によっては太る可能性があります。
特に、摂取量と食べるタイミングが重要です。
ここでは、干し芋の食べ方で太る可能性のある2つの食べ方について詳しく解説します。
干し芋を大量摂取してしまうと太る
干し芋を食べすぎると、太る可能性があります。
干し芋は水分が抜けて栄養が凝縮されているため、同じ重量の焼き芋よりもカロリーが高くなります。
例えば、100グラムの干し芋は約300kcalですが、これは中サイズのハンバーガー1個分です。
一度に大量に食べると、1日の必要カロリーを大幅に超えてしまう可能性があります。
これが習慣化すると、結果的に太ることにつながります。
普段の食事に干し芋をプラスすると太る
干し芋を普段の食事に追加することで、知らず知らずのうちにカロリー摂取量が増えてしまいがちです。
干し芋は栄養価が高く健康的な食品ですが、あくまでもおやつや間食として適しています。
例えば、通常の食事に加えて干し芋を食べると、その分だけ余分なカロリーを摂取することになります。
1日の追加カロリー
=300kcal(100g)=150kcal(50g)
1週間の追加カロリー
=150kcal/日×7日=1050kcal
100グラムの干し芋で約300kcalですから、毎日の食事に50グラムの干し芋を追加すると、1週間で約1000kcal以上の余分なカロリーを摂取することになるのです。
干し芋を健康的に楽しむには、食事の一部として取り入れるのではなく、間食やおやつとして適量を摂取することが重要です。
また、干し芋を食べる際は、他の間食を減らすなど、全体的なカロリーバランスを考慮することが大切です。
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干し芋は食べるタイミングと量が重要
干し芋を健康的に楽しむには、朝食や昼食の時間帯に摂取するのが最適です。
朝や昼の時間帯は、一日の活動に向けてエネルギーを必要とする時間であり、干し芋の栄養を効果的に利用できます。
朝食時には、食物繊維が豊富な干し芋が腸の働きを促進し、昼食時には持続的なエネルギー供給源となります。
ただし、それに加えて、適切な量を守ることも重要です。
干し芋は栄養価が高いため、少量でも十分な効果が得られます。
干し芋を食べすぎないようにし、バランスの取れた食事の一部として取り入れることで、干し芋の良さを最大限に活かすことができます。
干し芋についてよくある質問
干し芋についてよくある質問に対する回答をまとめました。
ここで紹介している回答を参考にすることで、干し芋を健康的に楽しむことができます。
干し芋で食卓と人生を豊かに
干し芋は茨城県の代表的な特産品ですが、照沼では約50ヘクタールの自社農園で主に紅はるかを生産し、自社工場にて干し芋の加工から販売までを自社管理のもと行っています。
また、食の安心安全や環境への配慮のため取組んでいる「農薬・化学肥料を使わない干し芋生産」の規模としては国内トップクラスです。
最近の干し芋需要の高まりを受けて、照沼の干し芋も各種メディアや著名人に取り上げていただき、日本最大級のさつまいも品評会である日本さつまいもサミットにて「さつまいも・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。
干し芋は家族・友人や大切な方へのギフト商品として、また日常食として定期購入される方もたくさんいらっしゃいますので、ぜひ照沼の干し芋・さつまいも商品をお試しください。
品質にこだわった照沼の干し芋で、食卓と人生を豊かにするお手伝いができれば幸いです。
干し芋はタイミングと量に気をつければ太らない!
この記事では、干し芋は太るのかということについて解説してきました。
結論、食べる量やタイミングさえ注意していれば、干し芋を食べても太る原因にはなりません。
そのため、ぜひ間食や朝食に干し芋を取り入れてみましょう。
干し芋にはダイエット効果もあるので、健康的に体重を落とすことができます。