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干し芋を食べてアレルギーになることはある?対処法や注意点を解説

「干し芋でアレルギーになることはある?」
「赤ちゃんに初めて干し芋を食べさせたいけど大丈夫?」

干し芋を初めて食べたい、または初めて食べさせたいとお考えの方で、干し芋のアレルギーについて気になっている方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、干し芋のアレルギーについて解説していきます。

アレルギーの基礎知識から干し芋でアレルギーになる可能性についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

オーガニック料理ソムリエ・食品添加物エキスパート
しおり|麹で一汁一菜|麹 . 無添加さん

Instagramで「肩の力抜いて、からだ・こころ整える」気負わず作れる麹レシピを紹介。フォロワーは1.2万人を超える。過度なダイエットや自然派思考で心身のバランスを崩した経験から、体の声を聞いた無添加・発酵生活を実践中。作って食べて自分を大切にするライフスタイルを提案し、美肌、アレルギー改善、心の安定をサポートしている。

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目次

これってアレルギー?アレルギーの基礎知識

アレルギーは現代社会において増加傾向にある健康問題の一つです。

免疫システムの過剰反応によって引き起こされるアレルギーは、様々な症状を引き起こし、生活に大きな影響を与えることがあります。

以下では、アレルギーの基本的な概念とその症状について詳しく解説します。

アレルギーとは

アレルギーとは、本来無害な物質に対して免疫システムが過剰に反応することで起こる現象です。

通常、私たちの体には外部からの有害な物質を排除するための免疫機能が備わっていますが、アレルギーの場合、この機能が花粉やハウスダスト、特定の食物などの無害な物質に対して過剰に働きます。

この過剰反応によって、様々な症状が引き起こされるのです。

アレルギーの原因となる物質をアレルゲンと呼び、個人によって反応するアレルゲンは異なります。

また、アレルギーには遺伝的な要因も関与しており、両親がアレルギー体質の場合、子どもがアレルギーを発症するリスクが高くなります。

▶︎アレルギーとは

アレルギーってなに?

私たちの体には、細菌・ウィルス・寄生虫などの感染性微生物や異物などから、身を守るための「免疫」という仕組みがそなわっています。この免疫の働きが、現代文明による環境やライフサイクルの変化によって異常を起こし、くしゃみ、発疹、呼吸困難などの症状を起こしてしまう状態が「アレルギー」です。

アレルギー疾患には、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎(花粉症を含む)、アレルギー性結膜炎、気管支喘息(ぜんそく)、薬剤・昆虫アレルギーなど…症状・経過とも多様な疾患が含まれます。

引用:国立成育医療研究センター

アレルギーの症状

アレルギーの症状は、アレルゲンの種類や個人の感受性によって様々です。

アレルギーの一般的な症状
  • くしゃみ
  • 鼻水
  • 鼻づまり
  • 目のかゆみや充血
  • 皮膚の発疹やかゆみ

食物アレルギーの場合は、口腔内の違和感、嘔吐、下痢などの消化器症状が現れることもあります。

重症の場合、アナフィラキシーショックと呼ばれる全身性の重篤な反応を引き起こし、呼吸困難や血圧低下、意識障害などの生命を脅かす症状が現れることもあるでしょう。

また、アレルギー性鼻炎や気管支喘息のように、特定の器官に限定された症状を示すこともあります。

症状の程度は軽度から重度まで幅広く、個人差が大きいのが特徴です。

干し芋を食べてアレルギーになることはある?

干し芋を食べる際、アレルギーの可能性について考慮することは重要です。

さつまいもに含まれるタンパク質がアレルギーの原因となる場合があり、特に初めて食べる際には注意が必要です。

以下では、さつまいもアレルギーの原因や症状、対処法について詳しく解説します。

さつまいもに含まれるタンパク質がアレルギーの原因になりうる

さつまいもに含まれるタンパク質がアレルギーの原因となることがあります。

アレルギーは、免疫システムが特定のタンパク質を有害とみなし、過剰に反応することで発生します。

さつまいもアレルギーは比較的稀ですが、特に初めてさつまいもを食べる乳幼児において発症することがあるでしょう。

アレルギー反応は、さつまいもに含まれる特定のタンパク質に対して起こるため、食物に含まれるタンパク質がアレルゲンとなる可能性があります。

さつまいもでアレルギーが出た時の症状

さつまいもアレルギーの症状は、消化器系の不調として現れることが多いです。

具体的には、じんま疹、喘息、胃腸アレルギーのほかアナフィラキシーショックが現れることがあります。

また、口の周りがかゆくなるなどの皮膚症状も報告されています。

重症の場合、呼吸困難やアナフィラキシーショックといった命に関わる症状を引き起こすこともあるため、これらの症状が現れた場合は、直ちに医療機関を受診し、適切な治療を受けることが重要です。

アレルギーかもしれない場合は食べるのをやめる

さつまいもを食べてアレルギーの可能性がある場合、まずは食べる・食べさせるのをやめるようにしましょう。

アレルギー反応が疑われる場合、症状が軽度であっても、再度摂取することで症状が悪化する可能性があります。

そのため、少量の場合でも、アレルギーかもしれないと感じた場合はすぐに食べる・食べさせるのをやめましょう。

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干し芋を食べてアレルギーかもしれないと感じたら?

干し芋を食べてアレルギー症状が出たかもしれないと感じた場合、慌てずに適切な対応をすることが重要です。

まずは自身の症状をよく観察し、必要に応じて医療機関を受診することが推奨されます。

以下では、症状の確認方法と医療機関受診の重要性について詳しく解説します。

干し芋を食べてアレルギーかもしれないと感じたら?
  • まずは症状を確認する
  • 医療機関を受診する

まずは症状を確認する

干し芋を食べた後に違和感を覚えたら、まず自身、または乳幼児の症状をよく観察することが大切です。

一般的な食物アレルギーの症状
  • 口腔内のかゆみや腫れ
  • じんましん
  • 腹痛
  • 嘔吐
  • 下痢

特に注意すべきは、呼吸困難や血圧低下、意識障害などのアナフィラキシーショックの症状です。

これらの重篤な症状が現れた場合は、直ちに救急車を呼ぶ必要があります。

また、乳幼児の場合は、自分で不調を伝えられないので、初めて食べさせる場合は特に注意深く見ておく必要があるでしょう。

症状の種類、程度、出現時間、持続時間などを詳細に記録しておくと、後の診断に役立ちます。

干し芋以外に食べたものや、服用した薬がある場合も記録しておきましょう。

医療機関を受診する

症状が軽度であっても、干し芋によるアレルギーの可能性がある場合は、できるだけ早く医療機関を受診することをおすすめします。

アレルギー専門医や皮膚科医、内科医などの受診が適切です。

受診の際は、食べた干し芋の種類や量、症状の詳細な記録を持参すると、より正確な診断につながります。

医師は問診や血液検査、皮膚テストなどを行い、アレルギーの有無を判断します。

また、今後の対応策についても相談しておきましょう。

自分の判断で干し芋の摂取を続けることは危険な場合があるため、専門家の指示に従うことが重要です。

初めて干し芋を食べる時は特に注意しよう

初めて干し芋を食べる際は、特に子供や赤ちゃんの場合、注意が必要です。

干し芋は栄養価が高く美味しいおやつですが、適切な時期と方法で与えることが重要です。

以下では、離乳食での干し芋の与え方や注意点について詳しく解説します。

干し芋は離乳食に与えてもいい?

干し芋は栄養価が高く、自然な甘みがあるため、離乳食としても人気があります。

しかし、与える時期や方法には注意が必要です。

一般的に、干し芋は離乳食後期(生後9〜11ヶ月頃)から与え始めることができます

この時期になると、赤ちゃんの消化機能が発達し、よりさまざまな食材を受け入れられるようになります。

ただし、硬さや大きさに注意し、赤ちゃんの成長に合わせて適切に調整することが重要です。

干し芋を離乳食で与える時の注意点

干し芋を離乳食として与える際は、赤ちゃんの安全と健康を第一に考え、いくつかの注意点を守る必要があります。

特に、食べやすさとアレルギーの観点から注意が必要です。

以下では、具体的な注意点と対策について詳しく解説します。

干し芋を離乳食で与える時の注意点
  • 小さく切って少しずつ与える
  • アレルギー症状が出ていないか様子を見ながら与える

小さく切って少しずつ与える

干し芋を離乳食として与える際は、必ず小さく切って与えましょう。

赤ちゃんの口の大きさや咀嚼能力を考慮し、5mm角程度に刻むのが適切です。

また、初めは少量から始め、赤ちゃんの反応を見ながら徐々に量を増やしていきます。

硬さが気になる場合は、お湯で戻すか、すりおろして柔らかくするなどの工夫も効果的です。

アレルギー症状が出ていないか様子を見ながら与える

干し芋を初めて与える際は、アレルギー反応に注意が必要です。

最初は少量(小さじ1/4程度)を与え、24時間以上経過を観察します。

この間、発疹、かゆみ、くしゃみ、鼻水、嘔吐、下痢などの症状が現れないか注意深く観察してください。

症状が出なければ、徐々に量を増やしていきます。

もし少しでも異常を感じたら、すぐに与えるのを中止し、必要に応じて医師に相談しましょう。

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干し芋のアレルギーについてよくある質問

ここでは、干し芋のアレルギーについてよくある質問とその回答をまとめました。

干し芋でアレルギーが起こることはありますか?

干し芋でアレルギーが起こることはあります。

さつまいもに含まれるタンパク質がアレルゲンとなり、アレルギー反応を引き起こす可能性があります。

ただし、さつまいもアレルギーは比較的稀であり、多くの人は安全に摂取できるでしょう。

干し芋アレルギーの主な症状は何ですか?

干し芋の原料であるさつまいものアレルギー症状には、じんま疹、喘息、胃腸アレルギーのほかアナフィラキシーショックなどがあります。

重症の場合、呼吸困難やアナフィラキシーショックを引き起こす可能性もあります。

症状の程度は個人差が大きいです。

干し芋アレルギーの原因は何ですか?

干し芋アレルギーの主な原因は、さつまいもに含まれるタンパク質です。

特に、乾燥過程で濃縮されたタンパク質がアレルゲンとなる可能性があります。

また、交差反応により、他の植物性食品にアレルギーがある人が反応を示すこともあります。

さつまいもがアレルギー表示義務のある食品に含まれない理由は何ですか?

さつまいもは、重篤なアレルギー症状を引き起こす頻度が低いため、アレルギー表示義務のある特定原材料には含まれていません。

ただし、個人によってはアレルギー反応を示す可能性があるため、注意が必要です。

干し芋アレルギーがある場合、他のいも類も避けるべきですか?

干し芋アレルギーがある場合でも、必ずしも他のいも類を避ける必要はありません。

ただし、個人差があるため、医師に相談の上で判断することが重要です。

干し芋アレルギーは子どもに多いですか?

干し芋アレルギーは、特に子どもに多いというわけではありません。

一般的に、食物アレルギーは乳幼児期に多く見られますが、さつまいもアレルギーは比較的稀です。

ただし、初めて干し芋を食べる際は、年齢に関わらず注意深く様子を見ることが大切です。

干し芋で食卓と人生を豊かに

干し芋は茨城県の代表的な特産品ですが、照沼では約50ヘクタールの自社農園で主に紅はるかを生産し、自社工場にて干し芋の加工から販売までを自社管理のもと行っています。

また、食の安心安全や環境への配慮のため取組んでいる「農薬・化学肥料を使わない干し芋生産」の規模としては国内トップクラスです。

最近の干し芋需要の高まりを受けて、照沼の干し芋も各種メディアや著名人に取り上げていただき、日本最大級のさつまいも品評会である日本さつまいもサミットにて「さつまいも・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。

干し芋は家族・友人や大切な方へのギフト商品として、また日常食として定期購入される方もたくさんいらっしゃいますので、ぜひ照沼の干し芋・さつまいも商品をお試しください。

品質にこだわった照沼の干し芋で、食卓と人生を豊かにするお手伝いができれば幸いです。

大人でも急にアレルギーになることがあるため注意が必要

この記事では、干し芋のアレルギーについて解説してきました。

干し芋を食べてアレルギーになることは稀ですが、可能性が全くないわけではありません。

これまで食べれていたのに、大人になって急にアレルギーになることもあります。

そのため、少しでもアレルギーと思われる症状が出た場合は、すぐに食べるのをやめ、医療機関を受診するようにしましょう。

照沼編集部

照沼編集部のアバター 照沼編集部 干し芋生産者

茨城県で有機干し芋を生産/販売しているブランド「照沼(てるぬま)」の編集部です。現地生産者だからこそ紹介できる干し芋の基礎知識、美味しい干し芋の食べ方や選び方など、初めての方にもわかりやすく発信してまいります。

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